-2024-新年のご挨拶

News

【 より、プロフェッショナルへ ー2024ー 】

旧年中は大変お世話になりました。
能登半島地震にて被災された方々の1日も早い復興をお祈り申し上げます。

すぐにでも駆け付け、多くの子どもやお母さんお父さんの支えになりたい、そんな気持ちで、胸が苦しくなる新年の幕開けでした。
私自身、東日本大震災・令和元年台風19号での水害という2つの災害で被災した経験があります。


4年前、台風被害の際は、娘がまだ0歳でした。


子どもを抱えての被災は、日常を回すことで精いっぱい。
ましてや、避難生活の中では、たくさんの人の感情がぶつかる場面を目にすることも多く、子どもにも笑顔を向ける余裕すらなかったことを記憶しています。
災害の度に、生きることで精一杯だったあの日々を思い出し、どこかに同じ思いをしている人がいるのではないかと思いめぐらせてしまいます。

とはいえ、キューテストはまだ3期目に入ったばかりで、有事の際に何もできないということをひしと痛感しました。
私たちには、まだまだその力をつけていく伸びしろがある。

一方で、LINEヤフーGMOCAMPFIREメルカリなどの企業が、事業インフラを社会の公器として、一早く復旧復興に立ち上がりました。


そして、子ども8人を含む379人全員を脱出させたJAL、数時間後には事故現場以外の滑走路を再開させた羽田空港、震災からわずか1日後に運転再開させた北陸新幹線…この一つ一つの裏には多くの人が動いてくださっている。
考えると鳥肌が立ちました。

私たちキューテストが目指していく社会は『子どもたちの育つ環境を整え誰もが子育てや仕事を楽しめる社会』です。
想像してみると、今のキューテストの成長の先に、この社会がしっかりと描けています。

それはなぜか。

今弊社が提供しているサービスが、確実にお客様のお役に立てていること、そして、個々の才能あふれる職員を採用できていることが私の何よりの自信です。
さらに私以上に、お客様を大切に思う気持ちを日々の業務を通じて体現してくれている職員、そして私以上に、弊社職員を大切にしてくださっているお客様がいるからです。

しかし、過信・慢心してはいけません。
私たちのコーポレートサイトのトップコピーに刻んでいる
『誠実・貢献・謙虚』
この気持ちを常に体現していくこと。

そして2024年はさらなる成長を誓って、
『より、プロフェッショナルへ』
という目標を掲げて、保育家事代行に従事する職員の課題認識領域を広げていく研修を増やし、より専門性の高いサポートを提供できるよう精進してまいります。

Family Sitter 仙台のサービスを誰でも使えるサービスに成長させ、社会の公器になること、そのためには有事の際も命を守れる専門家であることが前提だと私は考えています。

子どもたちの一番かわいい時期に関わらせていただいていること、お客様と共に成長を喜び合えることが私たちの何よりのやりがいです。
未熟ながらも今の弊社ができることは、目の前のお客様に向き合い1日1日を丁寧に重ねていくことだと思います。

だから、辛くなる前に、どうぞ私たちを頼ってくださいね。
本年もよろしくお願い致します。

代表取締役 中原絵梨香

関連記事