インフルエンザの予防接種、2回目まで終わるのはいつ? ― 仙台の子どもは「任意接種」。いまから段取りしておきたいこと
インフルエンザの予防接種、2回目まで終わるのはいつ? ― 仙台の子どもは「任意接種」。いまから段取りしておきたいこと
ざっくりいうと
- 仙台市の子ども(0〜14歳)は、インフルエンザの患者さんの約4人に3人(第36週・8月31日〜9月6日の報告)。流行シーズンは、もう始まっています
- 生後6か月以上13歳未満は、2〜4週間あけて2回接種するのが基本です
- 抵抗力がつくまでは接種から約2週間、効果は約5か月続くといわれています
- 仙台市は子どもの接種を「任意接種」とし、費用の助成は行っていないと回答しています。料金は医療機関ごとに違います
- 1回目から効果が出そろうまで、おおよそ4〜6週間。「いつ受けるか」は、早めに考えておくと安心です
「もう、流行っているの?」――いまの仙台
仙台のパパママ、こんにちは。Family Sitter 仙台です。
10月に入り、朝晩の空気がひんやりしてきました。「そろそろインフルエンザの予防接種かな」と、カレンダーを見た方も多いのではないでしょうか。
実は、今シーズンの流行は、思っていたより早く始まっています。仙台市衛生研究所の資料によると、仙台市では第32週(8月3日〜9日)の時点で、流行開始の目安となる数字を超えていました。
さらに、第36週(8月31日〜9月6日)には、市内の報告が151人。年齢別にみると、0〜4歳が28人、5〜9歳が55人、10〜14歳が32人で、合わせて115人。全体の約76%、つまり約4人に3人が子どもでした。
もちろん、これは9月上旬の数字です。いまの状況は、仙台市衛生研究所の感染症情報で最新のものをご確認ください。それでも、「秋のはじめから、子どもたちのまわりで流行が始まっている」ということは、知っておきたいポイントです。
8月下旬には、「夏なのにインフルエンザ?」という話題もありました。今回はその続きとして、「では、予防接種はいつ、どう段取りする?」を整理します。
基本のき ―― 13歳未満は「2回」
インフルエンザの予防接種は、年齢によって回数が変わります。
| 年齢 | 回数の目安 |
|—|—|
| 生後6か月以上13歳未満 | 2回(1回目から2〜4週間あけて2回目) |
| 13歳以上 | 1回 |
回数や間隔は、自治体や医療機関の案内でも「生後6か月以上13歳未満は2回、2〜4週間の間隔」と紹介されています(横手市の案内、泉中央こどもクリニックの令和8年度の案内など)。
また、ワクチンを受けてから、ウイルスに対する抵抗力がつくまでには約2週間かかります。その効果は約5か月続くといわれています。
つまり、「接種した日から守られる」わけではなく、2回目を受けて、さらに2週間ほどかかる、ということです。
仙台市の場合 ―― 「任意接種」で、助成はありません
「市の助成はあるのかな?」と気になる方も多いと思います。
仙台市は、「市民の声」への回答のなかで、子どものインフルエンザ予防接種は「任意接種」であり、費用の助成は行っていない、としています。市が公費で助成しているのは、予防接種法で定められた「定期接種」にあたるワクチンで、インフルエンザは子どもの場合、その対象になっていない、という説明です。
このため、費用は医療機関ごとに違います。たとえば、泉区のある小児科クリニックの令和8年度の案内では、注射タイプは1回3,600円、2歳から18歳が対象の経鼻タイプ(フルミスト)は7,200円とされています。これはあくまで一例です。
また、予約の方法も医療機関によってさまざまです。この小児科クリニックでは、予約はインターネットのみで電話は受け付けていない、とされています。
「何回分の費用か」「予約はいつから」「他のワクチンとの同時接種はできるか」。受けようと考えている医療機関の案内で、事前に確認しておくと安心です。
※料金や接種できる期間・対象年齢は、医療機関ごとに異なり、変わることもあります。必ず、受診する予定の医療機関の最新の案内をご確認ください。
計算してみると ―― 効果が出そろうまで「4〜6週間」
ここで、スケジュールを一度、計算してみましょう。
- 1回目 → 2〜4週間あけて → 2回目
- 2回目 → 約2週間 → 効果が出そろう
つまり、1回目から数えておおよそ4〜6週間かかる計算です。
たとえば、10月10日(土)に1回目を受けた場合
| ステップ | 目安の日付 |
|—|—|
| 1回目 | 10月10日(土) |
| 2回目(2〜4週間後) | 10月24日〜11月7日ごろ |
| 効果が出そろう(2回目の約2週間後) | 11月7日〜11月21日ごろ |
※あくまで計算上の目安です。実際の時期は、お子さんの体調や医療機関の予約状況によって変わります。
「うちの子は、いつ受けるのがよいですか?」――この一言を、かかりつけの先生に聞いてみるのが、いちばんの近道です。持病やアレルギー、ふだんの体調によって、時期や進め方が変わることもあるからです。
2回分の「通院」を、ひとりで抱えない
予防接種は、受ける日だけでなく、「予約を取る」「連れて行く」「体調が悪くなったらずらす」という、ちょっとした手間のかたまりでもあります。
しかも、2回です。
- 平日の日中にしか空いていない
- 下のお子さんを連れて行くのが大変
- 上のお子さんは学校、下のお子さんは接種、その調整がむずかしい
- 接種のあと、いつもより早めに休ませたい
そんな日は、おうちでのお預かりも選択肢のひとつです。たとえば、きょうだいのお留守番、通院の前後のおうち時間などです。「2回分のスケジュールが決まったら、そのうちの1日だけでも」というご相談でも大丈夫です。
今日からできる、3つのこと
- かかりつけの先生に、「いつ受けるのがよいですか?」と聞く
- 2回分の予約日を、先にカレンダーへ入れておく(1回目の日から2〜4週間後も、あわせて)
- 接種の前後は、予定を軽めにする
Family Sitter 仙台から
予防接種の時期は、お子さんによっても、ご家庭によっても違います。「この日に受けないといけない」という正解はありません。
ただ、「何も考えずにいたら、気づけば12月だった」ということは、ありがちです。この記事が、「わが家は、いつにしよう」と話し合うきっかけになればうれしいです。
接種の日、そしてその前後のおうち時間を、ひとりで抱えなくても大丈夫です。通院の日のお留守番など、おうちでのお預かりをご希望のときは、どうぞお気軽にお声がけください。
※この記事は、予防接種を受けることをおすすめするものではありません。接種するかどうか、時期や回数は、お子さんの体調・持病・アレルギーなどによって変わります。ご心配なことは、かかりつけの医師や、仙台市の相談窓口(仙台市総合コールセンター 022-398-4894)にご相談ください。
参考にした情報
- 仙台市 市民の声「インフルエンザ予防接種の助成について」(任意接種・助成なしの回答) https://www.city.sendai.jp/kochotoke-kocho/kaitou/2-0-812-0000.html
- 仙台市衛生研究所 感染症情報 インフルエンザ流行状況(2026-27シーズン・第36週) https://www.city.sendai.jp/bisebutsu/kurashi/kenkotofukushi/kenkoiryo/ese/kansen/documents/ryukou2026-27-1.pdf
- 横手市 インフルエンザ予防接種のご案内(13歳未満の回数・間隔、効果が出る時期・続く期間) https://www.city.yokote.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/113/r8ukerukarahe_ninni.pdf
- 泉中央こどもクリニック インフルエンザワクチン接種(令和8年度の回数・料金・予約方法の一例) https://www.izumi-kodomo.com/flu_vaccination.htm
- 仙台市 高齢者インフルエンザ予防接種のページ(令和8年度の期間の確認のみ) https://www.city.sendai.jp/kenkoanzen-kansen/kurashi/kenkotofukushi/kenkoiryo/kansensho/yobosesshu/teki/influenza.html
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