妊娠中〜産後に”もらえる”仙台の応援ギフト ― マタニティボックス「Tipu」と「杜っ子のびすくプレゼント」をやさしく解説
妊娠中〜産後に”もらえる”仙台の応援ギフト ― マタニティボックス「Tipu」と「杜っ子のびすくプレゼント」をやさしく解説
仙台のみなさん、こんにちは。Family Sitter 仙台です。
「転勤で仙台に来たばかりで、知り合いがいないまま出産を迎えそう」「はじめての妊娠で、何から準備すればいいのか分からない」――そんな声を、私たちはよく耳にします。
実は仙台・宮城には、妊娠中から産後のママ・パパを”贈りもの”で応援するしくみがあります。今日は、地域発のマタニティボックス「Tipu(ティプ)」と、仙台市の「杜っ子のびすくプレゼント」というふたつのギフトを、ざっくりいうと何がもらえて、どうすれば受け取れるのか、まとめてご紹介します。
マタニティボックス「Tipu(ティプ)」って何?
「Tipu」は、仙台市宮城野区を拠点に活動する一般社団法人 子育てプラットフォームMaRUさんが、地域の企業や子育て支援者と一緒に贈っている、妊婦さんのためのギフトボックスです。
もともとマタニティボックスは、1938年にフィンランドで始まった取り組み。出産を控えた妊婦さんへ、育児に必要なものを箱に詰めて贈るという文化が、世界に広がりました。「Tipu」はフィンランド語で「ひよこ」という意味。あたたかな環境の中でのびのび育ってほしい、という願いが込められています。
箱の中には、ミルクのお試し品やベビーマッサージレッスンの利用券、ヘッドスパの割引券、パパママに向けた本など、協賛企業からの品々と、地域とつながるための情報が詰まっています(中身は時期によって変わります)。
素敵なのは、その後の使いみち。箱には「生まれた時の記録・足型シート」が入っていて、中身を使い終わったら、赤ちゃんの成長を残す”思い出ボックス”に変身します。
Tipuは、先輩ママたちの「困った」から生まれた
Tipuが生まれた背景には、ふるさとを離れて仙台で子育てを始めた先輩ママたちの声があります。
仙台は、ご家族の転勤などで引っ越してきて、知り合いがいないまま出産・子育てをスタートする方が多い街です。「誰かと、何かと、つながっていたかった」「余裕がなくて、困った時に情報を探せなかった」――そんな経験をした先輩ママたちの思いから、妊娠中にゆっくり情報に目を通して、気の合う場所や人に出会っておくきっかけとして、このボックスが作られました。
封入作業には産後のママたちが協力しているそうで、箱そのものが”応援のバトン”になっているんですね。
Tipuの申し込み方法
- 対象:妊娠8か月(28週)〜産後3か月の方
- 毎月抽選で10組に配布。月末まで受付、翌月第1週に抽選、15日までに当選連絡
- 受け取り:親と子のサードプレイス「ぽぽらす」(仙台市宮城野区榴岡5-12-5 Navis仙台ビル2階)で、スタッフさんから直接手渡し
- 開館:月・火・木・金・土の14時〜17時(水・日・祝はお休み)
- 引っ越しや入院などの事情がある方は、申し込み時に相談すれば郵送も可能
申し込みはMaRUさんの公式サイトのフォームから。抽選なので必ずもらえるわけではありませんが、応募をきっかけに「ぽぽらす」のような地域の居場所を知れること自体が、大きな収穫だと思います。
仙台市からは「杜っ子のびすくプレゼント」
もうひとつ、仙台市で赤ちゃんが生まれたご家庭に届くのが、新生児誕生祝福事業「杜っ子(もりっこ)のびすくプレゼント」です。
仙台市で生まれ育つお子さんの誕生をお祝いして、3万円相当のカタログギフトが贈られる制度。オンラインのカタログから、育児用品、子育て家庭が使えるサービス、お米や伝統工芸品といった地場産品などを選んで受け取れます。
- 対象:令和7年4月1日〜令和9年3月31日に生まれ、出生年度内に仙台市に住民登録したお子さん
- 申請は不要。住民登録した月の月末から概ね2か月程度で、案内状が届きます
- 案内状は、お子さんのお名前宛の「簡易書留」で郵送
「杜っ子のびすくプレゼント」で気をつけたい3つのこと
- 案内状の宛名は”お子さんの名前”。転居した場合は、郵便局の転居・転送サービスをお子さんの名前で手続きしておきましょう。
- ポイントには有効期限があります。期限を過ぎると失効してしまうので、案内状が届いたら早めにチェックを。申し込み締め切りは生まれた時期によって決まっています(例:令和8年4月〜9月生まれのお子さんは令和9年6月30日まで)。
- 不在時は郵便局の保管期間内に受け取りを。簡易書留なので、不在票が入ったら早めの受け取りが安心です。里帰りなどで長く家を空ける場合は「不在届」の手続きも。
インターネット環境がない方には紙のカタログも用意されています。困ったときはフリーコール(0800-100-0980、9時〜17時)へ。
「もらう」は「頼る」の練習
ふたつのギフトに共通しているのは、モノだけでなく”つながり”が入っていることです。
Tipuの箱には地域の人や場所と出会う情報が、のびすくプレゼントのカタログには子育て家庭が使えるサービスが入っています。妊娠中や産後すぐの時期は、余裕がなくて自分から情報を探しに行くのがむずかしいもの。だからこそ、「向こうから届く応援」を受け取っておくことが、あとになって効いてきます。
「もらいじょうず」は「頼りじょうず」の第一歩。妊娠中の今のうちに、頼れる先の名前をひとつでも多く知っておくと、産後の心強さが変わってきます。
Family Sitterも、頼れる先のひとつに
私たちFamily Sitter 仙台も、産後のママの休息時間づくりや、下の子の出産前後の上の子のお世話など、仙台の新しい家族のスタートに寄り添っています。
「実家が遠くて頼れない」「パートナーの帰りが遅い日だけ、少し手を借りたい」――そんなときは、どうぞお気軽にご相談ください。地域のギフトやサービスと組み合わせながら、無理のない子育ての形を一緒に考えていけたらうれしいです。
※妊娠中・産後の体調やこころの不調を感じたときは、ひとりで抱え込まず、かかりつけの産科医や仙台市の相談窓口など、専門家への相談も忘れずに。
参考にした情報
- 一般社団法人 子育てプラットフォームMaRU「Tipu マタニティボックス」(https://kosodate-maru.jp/tipu/)
- 仙台市「新生児誕生祝福事業 杜っ子のびすくプレゼント」(https://www.city.sendai.jp/kodomo-somu/kurashi/kenkotofukushi/kosodate/shukufuku.html)
- カタログサイト「杜っ子のびすくプレゼント」(https://smart-gift.net/sendai/)
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