子どもの急な発熱に「仕事を休めない」あなたへ ― 仙台市の病児・病後児保育をやさしく解説
子どもの急な発熱に「仕事を休めない」あなたへ ― 仙台市の病児・病後児保育をやさしく解説
朝、登園前の検温で「38度」。あるいは保育園からの「お熱が出ました」というお電話。働くパパママにとって、これほど胸がざわつく瞬間はないかもしれません。看病してあげたい気持ちと、今日どうしても外せない仕事。その板挟みに、ひとりで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
仙台のみなさん、こんにちは。Family Sitter 仙台です。今日は、そんな「もしも」のときに知っておきたい、仙台市の 病児・病後児保育 について、ざっくりまとめました。
病児・病後児保育って、どんな仕組み?
病児・病後児保育は、病気の途中(当面、急な悪化が見込まれない場合)や回復期にあって、集団保育がむずかしいお子さんを、保護者の方の仕事・けがや病気・出産・冠婚葬祭などの事情で家庭での育児がむずかしいときに、日中お預かりする仙台市の保育サービスです。
ふだんの保育園や幼稚園は、感染症の広がりを防ぐためにも「熱があると預かれない」ことがほとんど。そんなときに、看護師さんや保育士さんがいる専用のお部屋で、体調に配慮しながら過ごせる場所があるのは、心強い選択肢です。
対象・料金・時間のざっくりポイント
仙台市の病児・病後児保育について、まず押さえておきたい基本は次のとおりです。
対象 は、仙台市内にお住まいで、保育所や幼稚園などに通っているお子さん、または、おおむね生後6か月から小学校6年生までのお子さんを養育している保護者の方です。
料金 は、1日あたり2,000円。利用料は直接、実施施設へお支払いします。市民税非課税世帯や生活保護受給世帯のお子さんが利用する場合は、申請により利用料が減免されます。なお、給食費や医療費などは別途かかります。
時間 は、施設によりますが、おおむね午前8時から午後6時まで。日曜・祝日はお休みで、土曜日もお休みの施設があります。お盆や年末年始も休みになるので、利用予定がある場合は早めの確認が安心です。
また、利用をキャンセルする際は注意が必要です。当日の午前8時30分までに連絡がない場合は、キャンセル料として2,000円がかかります(減免の対象外)。キャンセル待ちの方がいることもあるので、取りやめるときは必ず施設へ連絡しましょう。
仙台市内の実施施設(5か所)
仙台市では、各区にバランスよく実施施設があります。お住まいや職場に近い場所を、ふだんから把握しておくと安心です。
- てらさわ小児科(杉の子ルーム) / 青葉区中山2丁目26-20 / 電話 022-303-1519
- わくわくモリモリ保育所 / 青葉区五橋1丁目6-2 KJビル3階 / 電話 022-797-3981(オンラインでの登録・予約が可能)
- 仙台保育園 病児・病後児保育室「ぱんだ」 / 若林区南鍛冶町96-8 / 電話 022-395-7201
- すずき整形外科・小児科内科 / 太白区長町南3丁目35-1 / 電話 022-248-1665
- こん小児科クリニック(こもれび保育室) / 泉区八乙女中央2丁目4-25 / 電話 022-725-7566(オンラインでの登録・予約が可能)
施設によって定員や受け入れ状況が異なります。お子さんの病状によっては利用をお断りすることもあるため、迷ったらまず電話で相談してみてください。
使うコツは「元気なうちに事前登録」
ここが、いちばんお伝えしたいポイントです。病児・病後児保育を利用するには、事前の登録が必要 です。お子さんが熱を出してバタバタしているときに、はじめて登録手続きをするのは大変。だからこそ、元気な「今」のうちに登録を済ませておくのがおすすめです。
流れは、ざっくり3ステップです。
- 施設に事前登録する ― 「病児・病後児保育登録申請書」に記入し、健康保険被保険者証と母子健康手帳を持って実施施設へ提出します。
- 受診して連絡票をもらう ― 利用したいときは、かかりつけ医(家庭医)に「家庭医連絡票」を記入してもらいます。1枚の連絡票で使えるのは7日以内です。
- 予約して利用申請する ― 「病児・病後児保育利用申請書」と家庭医連絡票を添えて、施設へ。これで利用できます。
なお、わくわくモリモリ保育所とこん小児科クリニックは、オンラインでの登録・予約に対応しています。申請書の提出が不要になるので、各施設のホームページもチェックしてみてください。
これからの季節、特に知っておきたい理由
夏が近づくこの時期は、子どもの感染症がふえる季節でもあります。代表的なのが、手足口病・ヘルパンギーナ・咽頭結膜熱(プール熱)の「夏の三大感染症」。どれも急に熱が出て、「今日は登園できない」が起こりやすいものです。
「うちの子は元気だから大丈夫」と思っていても、感染症は突然やってきます。慌てないための備えとして、お住まいの近くの施設を調べ、登録だけでも先にしておく。それだけで、もしもの日の安心がぐっと変わります。
頼れる先は、多いほど心強い
病児・病後児保育は、仙台市の大切な子育て支援のひとつ。私たち Family Sitter のサービスとは別のものですが、「子どもの預け先」という意味では、どちらも働くパパママの毎日を支える仲間のような存在だと考えています。
病気の日は市の病児保育を。そして、用事が重なった日や、ちょっと手が足りない元気な日の「もう一人の手」としては、Family Sitter のような民間のサポートを。頼れる先をいくつか持っておくことで、毎日に少しだけゆとりが生まれます。どうか、ひとりで抱え込まないでくださいね。
※ お子さんの体調や症状の判断、受診の要否については、必ずかかりつけのお医者さんにご相談ください。本記事は制度のご案内であり、医療上の助言ではありません。
※ 制度の内容・料金・施設情報は変更されることがあります。利用前に必ず仙台市の公式ページや各施設で最新情報をご確認ください。
参考にした情報
- 仙台市公式「病児・病後児保育」(更新日:2026年2月25日)
- せんだいのびすくナビ(mamafre)「病児・病後児保育 – 仙台市」
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