仙台市で出産すると「+9万円」― 市独自の「出産育児支援金」を、もらいそびれないためのやさしいガイド
仙台市で出産すると「+9万円」― 市独自の「出産育児支援金」を、もらいそびれないためのやさしいガイド
赤ちゃんを迎える準備は、うれしさと同じくらい「お金の心配」もついてくるもの。出産費用、ベビー用品、産後の暮らし…何かと物入りな時期に、仙台市が独自に上乗せしてくれる給付があるのをご存じでしょうか。
その名前は「出産育児支援金」。令和7年(2025年)10月1日以降に出産した方を対象に、健康保険から支給される出産育児一時金に加えて、仙台市が赤ちゃん1人につき9万円を支給する制度です。
今日はこの制度を、「対象になるのはどんな人?」「どうやって申請するの?」まで含めて、やさしくまとめました。
ざっくりいうと、どんな制度?
出産したときには、加入している健康保険から「出産育児一時金」が支給されます。仙台市の出産育児支援金は、この一時金に市が独自に上乗せするお金です。
金額は、出生児1人につき9万円。ふたご・みつごの場合は人数分が支給されます。受け取りは口座振込です。
物価の上昇などで出産・育児にかかる負担が大きくなるなか、「安心して産み育てられる環境づくり」のために設けられた、仙台市ならではの取り組みです。仙台市では2026年4月から、こども医療費助成の対象が18歳の年度末まで広がるなど、子育て世帯を支える制度の充実が続いています。
対象になるのは、どんな人?
次の3つすべてにあてはまる方が対象です。
- 令和7年10月1日以降に出産した
- 出産日と申請時点の両方で、仙台市に住民票がある
- 出産育児一時金の対象となっている
ポイントは「住民票が仙台市にあること」。里帰り出産などで一時的に仙台を離れていても、住民票が仙台市にあれば対象です。逆に、公的医療保険に加入していない場合は対象になりません。
また、妊娠85日(4か月)以上であれば、流産や死産の場合も支給の対象になります。その場合は電子申請ではなく、お住まいの区の区役所(家庭健康課)に相談してからの手続きになります。おつらい時期の手続きだからこそ、無理のないタイミングでご相談ください。
申請は、むずかしくない
申請できるのは、出産したご本人です。流れはとてもシンプルです。
- 出産後の「赤ちゃん訪問」のときに、電子申請の案内が届く
- 案内にそって、スマホなどから電子申請する
- 審査ののち、指定の口座に振り込まれる
赤ちゃん訪問で案内してもらえるので、「自分から探しに行かないと見つからない制度」ではないのが安心なところ。ただし、申請期限は「出産日の翌日から2年以内」と決まっています。産後は毎日があっという間に過ぎていくので、「案内をもらったら、落ち着いたタイミングで早めに申請」を心がけておくと安心です。
もらいそびれないための3つのヒント
制度は「知っているかどうか」で差がつきます。今日からできる小さな準備をまとめました。
まず、母子手帳ケースに「出産育児支援金・9万円・申請は2年以内」とメモを入れておくこと。産後の慌ただしさの中でも、目に入る場所にあれば思い出せます。
つぎに、赤ちゃん訪問のときに「出産育児支援金の案内もお願いします」とひと言たずねてみること。案内は届く仕組みになっていますが、自分から確認しておくとより確実です。
そして、出産をひかえたご友人やご家族に、この制度のことを伝えてあげること。「知らなかった」をひとつ減らすだけで、あたたかいプレゼントになります。
くわしい条件や最新の情報は、仙台市のホームページ、またはお住まいの区役所でご確認くださいね。
産前産後こそ、「頼る」を上手に
制度でお金の負担が軽くなっても、産前産後の体と心の大変さは、それだけでは軽くなりません。
Family Sitterでは、産後のママの休息のためのお預かり、上の子のお世話や送迎、家事のサポートまで、赤ちゃんを迎えるご家庭に寄り添っています。「実家が遠くて頼れない」「パパの仕事がどうしても抜けられない」…そんなとき、もう一人の頼れる大人として、私たちにお声がけください。
制度も、人の手も。頼れるものは、ぜんぶ頼って、赤ちゃんとの毎日を笑顔で過ごしていきましょう。
参考にした情報
- 仙台市「出産育児支援金」 https://www.city.sendai.jp/kodomo-kyufu/syussanikujishienkin.html
- せんだいのびすくナビ「出産育児支援金(9万円支給)」 https://sendai-city.mamafre.jp/archives/service/syussanikuji-shienkin/
- 仙台市「こども医療費助成」 https://www.city.sendai.jp/kate/kurashi/kenkotofukushi/kosodate/teate/jose.html
※制度の内容は変わることがあります。最新の情報は仙台市の公式ホームページ・各区役所でご確認ください。
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