その前職、シッター向きかも。― 接客・事務・先生・飲食…”保育以外”の経験が活きる理由
その前職、シッター向きかも。― 接客・事務・先生・飲食…”保育以外”の経験が活きる理由
「子どもと関わる仕事、ちょっと気になる。でも、保育の資格も経験もないから…」――求人ページを開いては、そっと閉じる。そんな経験はありませんか?
今日はお仕事探し中の方に向けて、シッターの現場で”保育以外”の前職の経験がどんなふうに活きているのかを、職種別にご紹介します。「私の職歴、子どもと関係ないし」と思っている方にこそ、読んでいただきたいお話です。
ざっくりいうと
ベビーシッターは、資格がなくても働くことができるお仕事です。そして現場で求められる力の半分は、じつは「保育の技術」ではなく「人と向き合う力」。接客で磨いた笑顔も、事務で培った丁寧さも、教室で育てた声かけの引き出しも、シッターの現場ではそのまま強みになります。足りない保育の知識は、入社後の研修と先輩との同行で、あとからそろえていけます。
接客・販売のお仕事 → 初対面の空気をやわらげる力
シッターのお仕事は、ある意味で毎回が”接客”です。はじめてのご家庭にうかがうとき、緊張しているのはお子さまも、パパママも、シッターも同じ。そんな場面で、接客や販売のお仕事で身につけた自然なあいさつや、相手の表情から気持ちをくみ取る観察力が、大きな力になります。
人見知りのお子さまとの距離の縮め方は、売り場でお客さまの「ちょっと聞きたいけど聞きづらい」をキャッチしてきた経験と、驚くほど地続きです。
事務のお仕事 → 報告・記録・時間を守る力
シッティングのあとには、お子さまの様子をご家庭にお伝えする報告があります。「何時に何を食べて、どんな遊びをして、どんな表情だったか」。この報告が的確で読みやすいことは、ご家庭の安心に直結します。書類やデータを正確に扱ってきた事務職の経験は、ここで光ります。
持ち物や約束ごとの管理、そして時間どおりの訪問。当たり前のようでいて、この”きちんと”の積み重ねこそが、ご家庭からの信頼を育てていきます。
先生・講師のお仕事 → 年齢に合わせた声かけの力
学校の先生、塾や習いごとの講師をされていた方は、「相手に伝わる言葉を選ぶ」習慣が体に染みついています。3歳のお子さまと8歳のお子さまでは、同じことを伝えるにも言葉がまったく違う。その調整を自然にできるのは、大きな強みです。
そしてもうひとつ。シッターの現場で大切なのは、”教えすぎない”見守りです。お子さまが自分でやってみようとしている時間を、そっと待つ。教育の現場で「待つこと」の大切さを知っている方なら、きっと共感していただけるはずです。
飲食・調理のお仕事 → 食の場面の安心に
ご家庭によっては、お預かり中に食事やおやつのサポートをお願いされることがあります。衛生への意識、手際のよさ、そして「おいしいね」を一緒に楽しむ雰囲気づくり。飲食や調理のお仕事の経験は、こうした食の場面での安心につながります。
なぜ、”保育以外”の経験が活きるの?
理由はシンプルで、シッターの仕事が「保育」だけでできているわけではないからです。
お子さまと1対1で向き合う時間には、たしかに保育の技術が必要です。でも同じくらい、パパママとの信頼づくり(=社会人としてのコミュニケーション)や、ご家庭という”よその現場”で気持ちよく働くこと(=マナーと気配り)が求められます。後者の力は、業種を問わず、働いてきた年月の中でこそ育つものです。
足りない部分は、あとからそろえられます
ベビーシッターは、法律上、資格がなくても働けるお仕事です(公益社団法人全国保育サービス協会の「認定ベビーシッター」など、働きながら挑戦できる資格もあります)。
Family Sitter 仙台では、お子さまとの関わり方や安全の基本を入社後の研修で学び、先輩シッターとの同行からお仕事をスタートします。保育の知識はあとからそろえられますが、あなたが何年もかけて培ってきた”人と向き合う経験”は、あとから作れません。だからこそ、私たちは異業種からの応募を歓迎しています。
今日からできる、ちいさな準備
もし少しでも気になったら、こんな準備から始めてみてください。
まず、前のお仕事で「ありがとう」と言われた場面を3つ、思い出してみる。次に、子どもと関わった経験を、お仕事以外からも探してみる(甥っ子姪っ子のお世話、町内会の行事、PTA…なんでも立派な経験です)。そして面談で、それをそのまま話してみてください。
その経験がシッターの現場でどう活きるのか、”翻訳”するのは私たちの得意分野です。面談は選考の場というより、これからの働き方を一緒に考える時間。「話を聞くだけ」のご連絡も、いつでも歓迎しています。
参考にした情報
- 公益社団法人全国保育サービス協会「資格認定制度」 https://acsa.jp/htm/license/
- キッズライン「ベビーシッターになるには?働き方のバリエーションと仕事内容を解説」 https://kidsline.me/magazine/article/1073
- スマートシッター「ベビーシッターになるには?資格の有無や仕事内容」 https://smartsitter.jp/column/sitter/sitter-6939/
※本文中の活きる経験の例はイメージです。実際のお仕事内容やお願いする範囲は、ご家庭やご本人のご希望により異なります。
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