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「大人が涼しい」でも、子どもは危険なことも ― 仙台のパパママへ贈る、子どもの熱中症の守り方

「大人が涼しい」でも、子どもは危険なことも ― 仙台のパパママへ贈る、子どもの熱中症の守り方

「大人が涼しい」でも、子どもは危険なことも ― 仙台のパパママへ贈る、子どもの熱中症の守り方

7月に入り、仙台もいよいよ夏本番を迎えます。プールに水あそび、夏まつり――たのしい予定がふえる季節ですが、この時期にいちばん気をつけたいのが「熱中症」です。

実は、熱中症で救急搬送される人がもっとも多くなるのは、これからの7月〜8月。なかでも子どもは、大人とはちがう理由で熱中症になりやすいことをご存じでしょうか。今日は、仙台・宮城のパパママに知っておいてほしい「子どもの熱中症の守り方」を、やさしくまとめました。

子どもは、大人よりずっと「暑い」

同じ場所にいても、子どもが感じている暑さは大人とは大きく違います。理由は、大きく3つあります。

ひとつめは、汗をかく力がまだ未熟なこと。乳幼児は暑さを感じてから汗をかくまでに時間がかかり、体の熱を下げるのにも時間がかかります。そのぶん、体に熱がこもりやすいのです。

ふたつめは、体が小さいこと。体重のわりに体の表面積が広いため、まわりの気温の影響を受けやすく、外が暑いとすぐに体温が上がってしまいます。

そしてみっつめが、意外と見落とされがちな「背が低い」という点です。晴れた日、気温が30℃のとき、大人の顔の高さ(およそ1.5m)では30℃前後でも、地面からの照り返しによって、子どもの顔の高さでは約38℃にもなることがあると言われています。ベビーカーはさらに地面に近い位置。「大人は涼しいと感じている」その足元で、子どもは危険な暑さにさらされている――そんなことが起こりえるのです。

見のがしたくない、体からのサイン

子どもは「暑い」「気持ちわるい」を、うまく言葉にできません。だからこそ、まわりの大人が体のサインに気づいてあげることが大切です。

たとえば、顔がまっ赤にほてって熱い、たくさんかいていた汗が急に止まる、ぐったりして元気がない、きげんが悪い、食欲がない、おしっこの回数や量が少ない――こうした「いつもと違う」は、早めの休憩と水分のサインです。

すずしい場所へ移動し、衣服をゆるめて、首の付け根やわきの下、脚の付け根を冷やしながら、少しずつ水分をとりましょう。もし、呼びかけへの反応がおかしい、自分で水分がとれない、けいれんがある――そんなときは、ためらわずに医療機関を受診したり、救急車を呼んでください。判断に迷うときは、こども医療電話相談「#8000」に電話すると、看護師さんなどに相談できます。

予防の「きほん」は、むずかしくない

熱中症の予防は、特別な道具がなくても、日々のちょっとした心がけでぐっと防ぎやすくなります。

のどが渇く前に、こまめに水分と塩分をとること。帽子をかぶり、風通しのよいすずしい服装を選ぶこと。日ざしの強い時間帯(お昼から午後3時ごろ)は外出をひかえめにすること。そして、室内でもがまんせず、エアコンや扇風機で温度・湿度を調整すること。

なかでも、絶対に守ってほしいのが、車の中に、少しの時間でも子どもを残さないということです。エンジンを止めた車内は、短時間でも驚くほど高温になります。「すぐ戻るから」は禁物。かならず一緒に連れて出てくださいね。

「暑さ指数」と「アラート」を、味方につける

いまは、その日の危険度を数字で知ることができます。環境省の「熱中症予防情報サイト」では、気温だけでなく湿度や日ざしまで加えた暑さの指数(WBGT)を、地域ごとに確認できます。仙台のデータも見られるので、外出前にのぞいてみてください。

また、危険な暑さが予測される日には、熱中症警戒アラートが発表されます。さらに2024年からは、より広い範囲で命に関わる高温が予測される際の熱中症特別警戒アラートも運用が始まりました。仙台市でも6月から「せんだいクーリングシェルター」として、涼める公共施設などを開放しています。アラートが出た日は、外あそびは短めにして、すずしい室内で過ごす選択も、りっぱな熱中症対策です。

暑い日こそ、頼れる先をいくつか

暑い夏は、子どもの見守りにも、いつも以上に気力と体力が必要になります。「今日は暑くて公園はやめておこう」「送りむかえだけでもへとへと」――そんな日もありますよね。

Family Sitter では、水分や休憩に気を配りながらのお子さまの見守りや、炎天下の送りむかえのサポートも承っています。無理をせず、頼れる大人が「複数いる」ことは、お子さんにとっても、パパママにとっても、大きな安心につながります。「今日はちょっと心配だな」という日に、選択肢のひとつとして思い出していただけたら嬉しいです。

この夏の「たのしい」を、みんなで元気に過ごせますように。


※本コラムは、一般的な情報をまとめたものです。お子さんの体調や症状の判断に迷うときは、かかりつけのお医者さんや、こども医療電話相談(#8000)など、専門家にご相談ください。

※制度や情報は変わることがあります。最新の情報は、各公式サイトでご確認ください。

参考にした情報

  • 仙台市公式サイト「熱中症にご注意ください」
  • 宮城県公式サイト「熱中症を予防しましょう」/「熱中症警戒情報及び熱中症特別警戒情報について」
  • 環境省「熱中症予防情報サイト」(暑さ指数WBGT・仙台)

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