高市早苗新総裁が誕生!家事代行ベビーシッター業界は何が変わるのか
高市早苗さんが自民党総裁選に勝利し、女性として初めての総裁が誕生しました。
国のトップとしての覚悟が伝わるスピーチには胸を打たれましたし、歴史的な節目に立ち会えたことを素直に嬉しく思います。
「ワークライフバランスを捨てる」という発言が話題になっていますが、トップが全身全霊で国を立て直すという覚悟は当然のこと。
それを揚げ足取りのように批判する声には少しがっかりしました。。。
嫌いでもいい。でも、傷つける言葉で自分をポジショニングするのではなく、覚悟に対して正面から意見を交わす社会であってほしいと感じます。
さてさて
高市新総裁は、子育て・家事支援分野でも大きな政策転換を掲げています。
例えば👇
・ 家事代行・ベビーシッター人材の国家資格化
・ 利用料への免税・税額控除制度の導入
・ 妊娠・出産・育児・就労といったライフステージごとの支援強化
これらの政策がもし実現すれば、私たちの業界、もとい『日本の子育て』は大きく変わるでしょう。いい意味でも悪い意味でも。
例えば「国家資格化」が実施されると、短期講習などで資格を取得した個人事業主や副業プレイヤーの参入が一気に増えると思っています。
プラットフォームを使って安価なサービスを提供する人が増え、市場の構造は確実に変わっていきます。
一方で、資格があるというだけで「安心」と誤解され、事故やトラブルが発生した際に業界全体の信頼が損なわれるリスクもあります。
価格競争が激しくなれば、きちんと体制を整え、人材育成をしてきた法人事業者がコスト面で不利になる可能性もあります。(今でも、ベビーシッターの方が特にそう!😫)
また、スタッフが資格を取ったのちに独立・個人化に流れるケースも考えられ、人材流出の懸念もあります。(本当にプロ意識のある専門職は責任の重さを理解しているので組織に属することの大切さをわかっています)
また、個人宅への訪問サービスはカスハラ対策が非常に難しい側面もあります。
密室であり、お客様側のフィールドだからこそ事業者側は事前に対策しようのないことが結構起こります。
”家事”ひとつのクオリティについても、求めるものは人それぞれ違います。
利用料を踏み倒す人もいます。
制度が認知され様々なトラブルが起こったときに、法務面の強化もしていかなければと事業者側としては思いますが、国としては顧客側への啓発も同時に行ってほしいところです。
また、一見近いサービスや目的が同一とみなされるサービスとどのように線引きをしていくかも重要で、例えば
✔️ ペットシッター
✔️ お弁当・総菜販売
✔️産後マッサージ
等も広い意味で言えば「子育て世帯のQOLを上げていくサービス」であるともいえます。
こういったサービスも素晴らしいとは思いますが、どこまで対象サービスとして含めるかの基準によっては解釈次第でライセンス悪用のリスクもあるなと感じています。
つまり、国家資格化は「安心をつくるチャンス」であると同時に、「業界の信頼を揺るがす転換点」でもあるなと。
私は、この変化を受ける側ではなく、まずは自社レベルから”作る側”として一段ギアを上げたサービスに成長させていきます。
これまでコツコツと積み上げてきた
✔️ 安心・安全の仕組み
✔️ 人材育成と研修体制
✔️ 協業先の拡大
これにより”日本一安心安全で地域連携のできるベビーシッター家事代行カンパニー”を目指します。
最近は、新生児のお客様の訪問にも自ら入る機会が増えました。
家事代行はただの作業ではありません。
赤ちゃんとの時間を少しでも安心して楽しめるように、きれいに整った空間を見て「ふぅ」と力が抜ける瞬間をつくること、景色の一部になっていた汚れを落として空気が変わること──その積み重ねが、ご家族の「幸せだなぁ」という気持ちにつながっていくのを日々感じます。
高市新総裁、ありがとうございます。
あなたの躍進が、私の目標をさらに引き上げました。
現場のプライドと、健全な業界構築への願いが総裁のお耳に届きますように。
株式会社キューテスト 代表取締役 中原絵梨香
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